日本では毎回見るたびに号泣していた番組「はじめてのおつかい」ですが、
アメリカでは小さな子供を一人で買い物に行かせるのは犯罪。
そうでなかったとしてもとても危険です。
でも一人で買い物をする経験をさせてあげたいなと思い、
今日はアメリカではお馴染みの「ダンキン・ドーナッツ」で娘に小さなおつかいを頼みました。
と言っても、私はすぐ後ろのテーブルに座ってみてるんですけどね。(車で待っているというのも恐らくアメリカではNGかと思います)
最初に私が子供たちの分のドーナッツを買い、皆で食べた後、喉が渇いたという娘に、
「りんごジュースとダディーのお土産用のドーナッツを一つ買ってきてくれる?」
と言って5ドルを渡しました。
「うん!わかった!」
と、とても嬉しそうな娘。急に大人びた顔を見せます。
真っ直ぐ店内の冷蔵庫へ行きりんごジュースを取り、レジへ持っていく娘。
お店のお姉さんに、りんごジュースと5ドルを渡します。
後ろから見ているとドーナツを頼んでいる様子がないので、
まあ仕方がないかなと思っていたのですが、
おつりをもらった後に、何やらお姉さんに一生懸命説明している娘。
「ダディー用のドーナッツが必要なの」
とお姉さんに伝えています。
直ぐに合点がついたようで、お姉さんはおつりの中からドーナッツ分をまた引いてくれました。
そして・・・、
床におつりを落とす娘(笑)
はじめてのおつかいに失敗はつきものですよね。
その後は、きちんと拾って私のところに持ってきてくれました。
袋の中を覗くと”ピンク色”のドーナッツが一つ入っていました。
「ダディーのお土産はピンクにしたの?」
と聞くと、
「だってダディーはピンクが好きでしょ。」
って、自分が絶対半分もらう気だ~!(笑)
日本ではとても”おつかい”と呼べるレベルではないかもしれませんが、
アメリカで暮らす娘にとっては立派なおつかい経験でした。
隣のテーブルに座っていた方も、ニコニコしながら見守ってくださいました。
いいね。こういうの。
また次回もお願いしよっと♪
-鮭子