夜なかなか寝付かない娘。
毎晩歯磨きの後、夫と交代で絵本を何冊か読むのですが、
絵本の絵に夢中になって彼女の目は冴えるばかり。
そんなある日、ふと自分の子供のころはどうだっただろうかと考えてみました。
確か母が毎晩本を読んでくれたな~。
絵本のこともあったけど、挿絵の少ない幼児向けの中編絵本を毎日少しずつ私が眠るまで、というのが多かったように思います。
ストーリーを聞きながら、頭の中で自分で描くその風景、知らないうちに寝てしまって、次の夜は「どこまで覚えてる?」と母が聞いて、また続きを読むんでくれるというのが日課でした。
特にお気に入りはそう、
「エルマーの冒険シリーズ」
ルース・スタイルス・ガネット 福音館書店 1963-07-15
何度も繰り返し読んでもらいました。
もしかしたらうちの娘も絵の少ない中編の物語の方が向いているかもしれないと思い、早速日本の母に連絡して送ってもらうことに。
カバーがボロボロ・・・。はい、私が子供のころ読んでもらっていた本です。
そのまま残ってたんだ~!
早速届いたその晩から娘に読み聞かせることにしたのですが・・・。
夢中になりすぎて、日中も本を手放さなくなってしまいました。
スーパーマーケットのカートでもご覧の通りです(汗)
「ねえ、どうしてドラゴン(りゅう)は空から落ちちゃったの?」
「ねえ、エルマーはどうやってドラゴンを助けるの?」
「ねえ、どうしてねこさんは年をとっているの?」
続きが気になって仕方ありません。
本の背表紙には物語に出てくる島の地図があり、
話を聞きながら今はこの辺だねと何度も確認
それが大人の私、ストーリーを知っている私もドキドキするほど楽しいんです☆
結局せっかちな娘に「早くドラゴンを助けたい!!」と急かされ、
あっという間に1冊目は終わってしまいました。
寝かしつけ用にと思ったんだけどな・・・(苦笑)
「エルマーのぼうけん」はシリーズもので、この後2冊続くのですが、
あまりに読め読めと一日中催促されるので、続きが家にあることはまだ言い出せない私。
でも自分が昔母に読んでもらった大好きな本をまた娘に読むのってなんだか感激です。
皆さんにもそんな本がありますか?
こんな夜の疲れて忙しい時間に、よく嫌な顔せずに本を読んでくれたな~と、
今更ながら母に感謝している今日この頃です。
-鮭子
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