文字が伝えるストーリーではなくて、絵が発するものを受け取り、
自分と子供で考えて伝え合うストーリーほど貴重で楽しいものはありません。
ということで今回は、文字が少ないどころか、
鳴き声や擬音以外に文字が一切ない、
絵だけの絵本の紹介です。
Jerry Pinkney Little, Brown Books for Young Readers 2009-09-01
原話は、イソップ童話の「ねずみの恩返し」。
娘も私も原話を知らずにこの本に出会ったのですが、
Jerryの絵の世界に引き込まれて、
毎回その場でセリフを考えながら、世界に一つしかない特別なお話。
いいんですよね~それが☆
この本はアメリカで最も優れた作品に与えられるコールデコット賞を2010年に受賞しています。
日本語版も「ライオンとネズミ」として発売されていますが、
擬音以外の文字がないので、どちらの言語で持っていてもさほど変わらないですね、きっと。
値段もさほど変わらないし、「だったら洋書で」と格好つけたいのは私だけでしょうか(笑)
英語で読むのもよし
日本語で読むのもよし
できることなら、フランス語、スペイン語、ウルドゥー語でも・・・
絵本は本当に楽しい!
でも思えば子供が生まれる前は絵本を手に取ることもしなかったな~。
娘が生まれてしばらくは、家に絵本があることになんだか違和感さえ感じていたような気がします。
子供のころはあんなに絵本が好きだったのに。
人はいつから絵本に触れなくなるんでしょうね。
子供たちが大きくなったら、子供たちだけじゃなく私もまた絵本離れするのかな~。
今のうちにもっと楽しまなきゃね☆
最後に・・・、なんだかいっちょ前な立ち方の息子。
最近このソファの角が彼の定位置で、いつもこうしています。
もたれてないと立てないくせに、まるでそれを隠すような余裕ぶり(笑)
かわいいな~。もー!
-鮭子
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