2014年10月17日金曜日

【日本語の絵本】ノンタンがんばるもん

家族だけが分かる言葉、家族だけが分かる笑い、
家族の中だけで流行るフレーズってありませんか?

英語を主に話す娘が、2歳の頃日本語の「ぼく」と「わたし」の使い分けができず、
「ぼくね~」という度、「ぼくじゃない、わ~た~し!」と大げさに(面白おかしく)訂正するというのが家族で流行りました。(だいたいこういうのはうちの母が始めるのですが、これもそうだったと思います)

今日紹介するのは、皆さんご存知「ノンタン」の本。

怪我をして病院に担ぎ込まれたノンタンが、麻酔の注射が怖くて逃げだしてしまうお話です。
皆が励まし病院へ連れて帰り、意を決したノンタンは、どんっ!と胸を叩いて、

「うん!ぼく、がんばるもん!」

と言うのですが、我が家ではこのページを同じように胸を叩きながら読みます。

「うん!ぼく、がんばるもん!」

そしたらすかさず、その人に、

「ぼくじゃない!わ~た~し!」

と訂正して、みんなでクスクス笑います。
本を読んでいる時以外でも、頑張らなきゃいけないシチュエーションでは、同じように胸を叩き「ぼくがんばるもん!」「ぼくじゃない!わ~た~し!」が、家の中で繰り広げられます。

家族だけの流行り。娘が「ぼく」「わたし」を使い分けられるようになったきっかけの本。
誰もが苦手な注射をノンタンががんばる本。

おすすめです!

※写真: フェニックスの猛暑が終わり、お庭にお花がたくさん咲き始めました。嬉しいな~♪

-鮭子